わたしは氣と言う見えないものをもっと知りたい、身体の内で高めたい、色々なことに氣を活用したい

という、なんか子供が赤胴鈴之助の真空斬りや合気道の達人に憧れるような感じで気功の訓練や

太極拳を始めたのがきっかけでヒーラー/治療家の道を歩み始めました。そしてある特殊な器具に

出会い、それを整体施術に使用していく中で受け手の方の経絡、ツボの位置、そして腰痛などの施術点

(緊張点)などが再現性をもってある特殊な感覚として分かるようになりました。

そしてこれが分かるようになると、ツボや緊張点を最も効率よく処置していくための技法とか受け手の

方の身体に入り込んだ有害波動(邪気も含む)を特定したり排出する技法なども開発することが出来る

ようになりました。

世の中には色々な方法で独自に開発した技法でヒーラー/治療家として活躍されている方も多くいると

思いますが、私は自分のやり方に満足せず、ヒーラー/治療家としての技法を開発、発展させたいと

願っている方に、受け手の方の氣を感知出来るような感性を身につけることを推奨したいと考えています。

氣を感じる能力を身につけ発達させていくために太極拳や合気道、呼吸法、気功体操などをやってみると

良いのではないでしょうか。自分のなかで漠然と、ああこれが氣と言うものかもしれないと感じられる

ものが見つかれば、その感覚を広げたり、大きくしていくために、日常の中の楽しみとして色々チャレンジ

されると良いかと思います。例えば手のひらの感覚を高めるために、色々なものが発している氣の

広がりやその質を感じてみたり、判断したりしていくとヒーラー/治療家が必要とする感性が徐々に

磨かれていくと思います。他の例を挙げれば、色々な書物で紹介されている、こんな症例にはこのツボが

効く！を参考にして実際に自分がある症状をもった時に実際に自分で押してみる、ただ押すだけなのと

氣を感じながら氣血水がそのツボに流れると念じながら押してみたときの確かな違いを

感じてみたりすることなどです。