BLOG

様々な症例や事例など、整体についてご紹介いたします。

2015年2月22日 (日) 11:18:57 | 事例紹介, 様々な症例

パーキンソン病に対する施術(7)

パーキンソン病は他の脳の部分や内臓などはまだ普通に機能しているのに、ドーパミンに関わっている脳の一部が機能を失っていく病ですが、医学書では人間が120歳まで生きていればみなパーキンソン病になっているであろうと書いてあります。老化パーキンソン病と言うのもあるわけですが、身体全体が老化し120歳で亡くなるのですから所謂大往生とみなされるかも知れませんね。

パーキンソン病も50代60代で起きるから葛藤が生じるし悲劇であるわけですが、私は身体の他の部分がしっかりしているからこそ進行を遅らせ、症状を改善できるのだと言いたいのです。パーキンソン病特有の震えなどが自覚されるようになり、精密検査によってパーキンソン病と診断される頃には黒質も含めたドーパミンに関わる神経細胞の60~80%は死滅しているか変性してしまっているようです。しかしそこで進行を止めれば一日に数回の震えなどの症状が起こるだけで生活の質はしっかりと保てるわけです。しかし医者は段々症状が強くなりうごけなくなるから、ドーパミンなどを使って出来るだけ長く生きましょうと言います。

しかし何故パーキンソン病は進行してしまうのでしょうか?ガンと違って細胞が増殖し暴れだすわけではありません。パーキンソン病は細胞が衰え、死んでいくわけですから、細胞をそうさせてしまう原因、環境に対して手を打って行くべきではないでしょうか。

原因や環境については先に述べましたが、先ず黒質は活性酸素を生じやすいところであると言うことです。活性酸素はストレスや外部から侵入した有害物質によって発生しますね、そして老化にも関係していると言われています。ですからパーキンソン病の方は努力してストレスフリーの状態になるべきです。また特に呼吸する際に侵入する可能性がある有害物質を出来るだけ遠ざける必要があります。匂いを嗅ぐ細胞は脳の一部と言って良いのだと考えています。蚊取り線香、芳香剤、消毒剤、殺虫剤、化学材料を燃やした煙、ファブリースもです。

そして適切な整体施術や鍼灸などによって脳への氣血水の還流を改善します。さらに適切な運動やリハビリで運動神経を活性化して下さい。

以上のことを理解していただき、実行されればそうしない場合よりも必ず生活の質は上がり、病の進行は大幅に遅れ、中には症状が軽減される方もいらっしゃると思います。