四十代後半の時に狭心症を患った。一日に一回胸がキューンと圧迫されたような鈍い痛みを伴った発作が起こった。ニトロを舌下に入れると発作が収まった。発作は半年位続いたが、シンガポールのホテルで気功をしていた時、すかっと胸の重みが取れた感じがして、あっ!治ったと直感的に分かって身体の緊張が温い風呂に入ったようにとろけていった。それ以降発作は収まった。多分それ程太くない冠状動脈の一本が細くなっていたのでしょう。
発作が起きたのは娘二人に両足を持ってぶるぶると上下左右、円状に小刻みに動かしていた時です。娘があんまり喜ぶからついつい力が入り過ぎて私の氣エネルギーが大量に使われたんでしょう。(娘にも大量に流入したはず)これは香港駐在二年目あたりで起きたことですが、多分血管にプラークが出来やすい食生活にも原因があったのだと思います。接待やらなんやらで中華料理の飽食を繰り返していた頃です。狭心症が自然治癒したのは、事務所のドライバーのチェンさんから習った太極拳と気功をわりと時間を割いて練習したり、週末の坂登りのエクササイズが効いたのかも知れません。
さて狭心症を含む心臓病を患ってQOLを下げざるをえなくなって、辛い思いをされている方を勇気づけたいと考えています。