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様々な症例や事例など、整体についてご紹介いたします。

2014年11月24日 (月) 14:44:59 | 整体について, 様々な症例

脊柱管狭窄症の改善(3)

狭窄部そのものに原因とか悪いところがあると考えるよりも、その部分を支えている筋肉、靭帯や腱とそれに滋養を与えている血流、そして動作をコントロールしている神経組織に問題があると考えることが肝要ですね。

カイロプラクティック医学の研究では、脊柱には体重の数倍の重みや圧力がかかる人間の動作が解析されています。ですから脊柱の周りのサポートする筋骨格系組織が調和して、脳からの潜在的な指令のもとで働かなくてはいけません。体幹に歪みがある状態が長く続いていると、身体のバランスを保とうと働いている筋肉や靭帯、腱が疲弊して弱くなってきますね、そして上述の重みや圧力に耐えきれなくなって椎間板の変形(ヘルニア)、骨の変形、靭帯の骨化などが起こりはじめ脊柱管が狭窄していくことになります。

このような身体を支える脊柱の弱体化を加速させる大きな原因のもう一つは血流の不足です。私は氣血水の還流不足と言っています。体幹の歪みにより筋肉等が疲弊すれば血管を狭め血流不足を招きますが、内臓の不調も複合的に影響します。例えば腎臓に常にストレスや負担がかかっていると身体の背面、腰椎部の周りの筋肉や脚の内面で腎経の氣エネルギーの流れの部分が絶えず緊張して内転筋などの筋肉が疲弊してきますね。

ですから手術を受けるにしても、受けないで改善させるにしても、先ず体幹の歪みを解消させ、内臓を健康に保って自然治癒力を活性化させなくてはいけないですね。私はカイロプラクティックと東洋氣整体を融合して歪みや氣血水の還流不足を解消させて狭窄部を身体全体からのサポートを受けやすくして改善させる施術を推奨しています。