パーキンソン病は現代の西洋医学では難病と指定されています。一生薬を飲んで、症状を抑えて生活する。しかし薬の効き目も徐々になくなっていき、身体の自由が奪われて、最後は食事を取ることも難しくなる。余命は10年~20年という統計が出ているようです。このパーキンソン病を難病としてしまった現代の西洋医学の中で久野貞子という医学博士が“パーキンソン病はこわくない”という本を出されています。癌や脳疾患などに比べて、病状悪化の進行も穏やかで余命も10~20年、うまくいけば30年も生きる人もいる。治らないけれど病状をうまく手なずけて明るく生きていけばいい・・・(この本の書評は呼んだ方それぞれの理解と感じ方に任せるとしまして・・・)。
一方でパーキンソン病は難病ではない,そして治る可能性も高い!という本や発表などを手に入れることが出来ます。これらはパーキンソン病が難病であるというものに比べマイナーであり、数も微々たるものです。しかしそれだからと言って取るに足らないもの、偶然で科学的な裏づけに乏しい、間違いだなどと言うものではないと考えます。(最新の科学、量子力学では真実は相対的なものであるようですので、パーキンソン病は難病で絶対に治らない
という考えは少し傲慢になりすぎているのでしょう)
・“パーキンソン病を治す本”新潟大学医学部安保徹教授、水嶋クリニック水嶋院長、池田神経内科クリニック池田院長の著作
・米国カイロプラクティック専門雑誌「Journal of Vertebral Subluxation Research」(2004年8月2日)コロラド州のErin L. Elster, D.C.、37人のパーキンソン病(PD)患者の病状改善データを調査、発表
・“自律神経免疫療法入門”福田稔日本自律神経免疫治療研究会理事長・・・この本には自律神経免疫治療前と後のパーキンソン病の方の歩く動作がDVDで紹介されているが治療後の姿は普通の人と全く変わらないほどに改善されている。
これらのパーキンソン病の症状を著しく改善させている臨床データーを示されている本や論文を見ますと、対処療法的にドーパミンとか他の薬を使うだけの現代の西洋医学よりも
より希望があり、将来性のある治療を安保教授や他の先生方が行っていると考えるのは私だけでしょうか?本を読んでいない方のために、パーキンソン病は治るという臨床データーを支持する治療方法のポイントを言いますと以下のとおりです。
1) 身体と心の緊張状態を軽減させる
2) 緊張により優位になっている交感神経を沈め副交感神経とのバランスを回復させる
3) 身体の歪みをとり、身体バランスを回復させる
4) 結果として患部となる脳への血流を回復させ、痛んだ神経細胞を修復し悪化を止める
以上です。
私の経験から言いますと、上述の4項の中で1)の身体と心の緊張状態を軽減させる・・
これが一番困難なことだと思います。特に心の緊張については、これは長年の癖のような
もので自分でははっきりと自覚できない人が多いのではないでしょうか?しかし私には私の施術を受ける方の身体の緊張状態が良く分かります。そしてその身体を緊張状態にしている心の緊張が何であるかを日々懸命に把握しようと努力しています。最近は、ドイツで
数千人の治療家に使われている波動機器(バイオレゾナンスセラピー)の助けを借りこともあります。 この波動機器については別の機会にブログで語ろうと思いますので詳細は
省きます。
病気になった方が、その原因の大きな一部をしめる心の緊張を自覚し、緊張を自ら解いて変容していくと、身体の緊張を緩和し、歪みをとり、バランスを回復させる整体の施術の
効果もより一層大きくなります。私が考えているパーキンソン病の方に必要な整体施術の
ポイントは以下のとおりです。
1) 頭蓋骨の硬直を緩める、即ち、頭蓋骨間の縫合を柔軟にする。
2) 咀嚼筋の緊張を緩めて顎関節の機能を正常にする。
3) 仙骨周りの筋肉の緊張を緩め、仙骨を含めた腰部の柔軟な動きを回復させる。
4) 身体全体の歪みを矯正し、左右前後のバランスを回復させる。
補足として;
パイプをふかしてもらう,肺に吸い込む必要はなく匂いを嗅ぐ程度でふかすのが良いと思います・・喫煙はパーキンソン病の予防因子です。推論として、私はパイプの煙の一酸化窒素が脳神経細胞に良く作用する。そして煙の波動が脳患部に蓄積した重金属やウィルスの波動によく作用すると考えています。「脳の病気の全てがわかる本・GAKKEN出版、ページ162参照方」
つめ揉み療法など交感神経優位の状態を自律神経バランスが良く取れている状態にするための療法を合わせて行うことを勧めます。
私はパーキンソン病を治せると断言できませんが、確実にその症状は緩和されそして癒されると言うことは出来ます。
北川英一 北川整体 中目黒
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